【完全版】ブラジルに単身移住した男の自己紹介 2020/03最新版
はじめまして。
Akira Wellsといいます。
2019年10月よりポルトガル語も分からないまま、単身サンパウロで生活をし始めました。
現在、私はブラジルの教育問題に関わるため日々奮闘しています。
その中でも、特に関心がある活動として、
①英語教育
②農業支援
③情操教育
が挙げられます。
今回はそれらに関心がある理由を、過去の経歴と共にお話したいと思います。
教職を断念
私は教育に興味があります。
以前、学校や塾の先生を目指していたのですが諦めてしまいました。
学校の先生は放課後の事務作業や、土日の部活動のための出勤の割に薄給であることを知り、大学入学早々に興味をなくしてしまいます。
一方で塾講師は、高給ですが、利益を優先する株式会社の実態を知り、教育事業の限界を感じました。
これが大学入学当初から、4年間で起こった出来事です。
夢を失ったその頃、人生の転機が訪れました。
ブラジル移住に挑戦しアウトローに
22歳夏、ブラジルに2週間初めて行きました。
母のつながりで農業研修を紹介してもらい、興味半分でサンパウロとリオデジャネイロに行ったのです。
その衝撃は凄まじく、ブラジルに到着した瞬間、電撃が走るような感覚がありました。
それが何だったのかは今でも分かりませんが、その時からブラジルを心の底から愛するようになったのは事実です。
帰国してからはブラジルに住みたいという思いだけで様々なことに挑戦しました。
アルバイト、派遣業、ネットビジネス、果ては法に抵触する仕事まで…気づけばアウトローな存在となっており、2年間で人間的に堕落してしまったのです。
フリーランスに転身するも失敗
24歳のある日を境に、私はフリーランスに転身しました。
大学では英語教育を専攻していたので、独自の学習カリキュラムを作成し、社会人を対象に英会話スクールを立ち上げたのです。
一時期は1クラス90分10000円以上で授業をするまで成功しました。
その後、執筆代行や問題解決のためのコンサルティング事業を始め、1年足らずで独立して生活していけるようになったのです。
何もかもが順調に思えましたが、そこで大きな失敗をします。
クライアントの女性を意図していないにもかかわらず、裏稼業に堕としてしまいました。
周囲の人々は「気にするな」と励ましてくれましたが、当事者としては責任を感じずにはいられず、罪の意識を背負うようになりました。
やりきれなくなった私は、俗世の関わりを全て断ち切り、2年間出家することを決意します。
修行
26歳から2年間、関西の人里離れた山奥で修行をしました。
基本は朝から晩まで清掃奉仕を行います。
ここでの学びが今の私に大きく影響しているのです。
①自己修養
瞑想を通して、自己の内面に意識を向け、自分のあるべき姿を見直すこと
②環境保護
山里の大自然と一体となり、人間は自然の一部である自覚をもつこと
③美意識の向上
掃除を通して日常の美化を心がけ、生活の質を向上させること
このような価値観を通して、人間は幸せになれるのだと悟りました。
そして修行を終えた後、再びブラジル移住に向けて動き始めたのです。
現時点での活動
既出の通り、2019年10月、ついにブラジルでの移住生活がはじまりました。
これまでは過去の話となりますので、まずは現状報告をしようと思います。
現状、機能しているサービスは以下の2つです。
①日本人向けブラジル総合情報メディア #BRAZILISM (ブラジルイズム)
日本人の皆様にブラジルの魅力と正しい知識を理解してもらうためのウェブメディア。
YouTube とInstagramを通して、不定期に情報配信中。
②日本人向けブラジル・ポルトガル語学習支援サービス #ぽるこん
語学学習の一番大切なポイントの一つはモチベーションの維持。
モチベーションの維持に必要な専属コーチ、仲間、学習法などの全てが『無料』で手に入る画期的なオンラインコミュニティサービス。
将来への展望
これからお伝えすることは全て夢のまた夢に過ぎず、現段階では単なる興味を示すまでです。
もっと情報を集め、何らかの行動を起こしていきたいと思っています。
①英語教育
ブラジルでは教育制度が整っていません。
大学を卒業すれば英語を話す人もいますが、進学率は決して高くない現状です。
現在、インターネットで誰でも有益な情報にアクセスできるものの、情報リテラシーが成熟していないため、インターネットを通しての教育活動は盛んではありません。
インフルエンサーたちを起用した英語教育を通して、英語運用能力の高い人材を輩出し、ブラジル社会の発展に寄与したいと考えています。
②農業支援
昨今アマゾン森林火災問題があったように、近年、環境問題が叫ばれるようになりました。
(この問題の真偽は別として) ブラジルには日系移民が生んだ「アグロフォレストリー」と呼ばれる、自然と共存していける農業があります。
そういった活動を通して、ブラジル人の食卓に安全で健康な食事を届けたいと考えています。
③情操教育
ブラジルの街中を歩くと分かりますが、衛生面が整っていません。
個人的な意見ではありますが、これは人々の「美化」の意識の欠如が大いに関係していると思われます。
ブラジル人には「家族」という意識が強いため、それ以外の場所 (つまり街中など) には関心を示さない傾向が強いのです。
日本の美意識を伝え、感性を養う情操教育ができたらと考えています。
おわりに
これが私のこれまでとこれからのことです。
この文章を読んで頂ければ、私がどんな人物か理解して頂けるかと思います。
好きな場所で、好きな人と、好きなことをやっている幸せな人生を送る人間です。
あとは、この世界にどれくらい私と同じくらい幸せを感じられる人を増やせるかで、私の価値は変化し続けると思います。
今、行動し、結果を出すのみです。
「今」の動向は、Twitterをフォローして追ってみて下さい。
色んな人と知り合えたら嬉しいです。
宜しくお願い致します。